ダイハツ トールは非常に人気があるようですが、人気のほどを客観的に示すのは販売台数です。
トールにはトヨタ、スバルに姉妹車もありますから、トールの販売台数を姉妹車の販売台数と比べてみましょう。
ダイハツ トールの販売目標と受注状況
ダイハツのトールの月間販売目標は1,000台といういささか控えめな数字ですが、11月8日の発売以降、1か月経過時点での受注台数は約2,500台と、月間販売目標の2.5倍という堅調を示しています。
ただ、11月時点では、新車乗用車販売台数月別ランキングの30位までには入ってきていません。
タイトル
ダイハツ トールの姉妹車の販売目標と受注状況ダイハツ トールはダイハツの製造ですが、ダイハツはOEMとしてトヨタにルーミーとタンクを、スバルにジャスティを提供していますので、その状況をチェックしておきましょう。
《トヨタ ルーミー》
トヨタ ルーミーの月間半場目標は3,750台です。
ルーミーの受注は極めて好調で、発売後1か月で18,300台と、月間販売台数の4.9倍という受注を確保しています。
さすがに生産が追いついていないものと思われますが、それでも11月の販売台数は2,575台に達し、27位にランキングしています。
《トヨタ タンク》
トヨタ タンクの月間販売目標もルーミーと同じ3,750台ですが、こちらも受注は好調で、ルーミーには及ばないとはいえ、17,600台の受注を集め、月間販売目標の4.5倍に達しています。
月間販売台数については2,663台とルーミーを上回る26位にランキングされていますが、このあたりは誤差の範囲でしょう。
《スバル ジャスティ》
スバル ジャスティは月間販売台数500台と非常に控えめな目標です。
そして唯一受注状況が把握できていませんが、トールやルーミー、タンクほど爆発的な売れ行きではないようです。
スバルの場合、スイフトのフルモデルチェンジもあるので、ジャスティに注力できなかったのかもしれませんね。
ダイハツ トールの販売台数が伸びない理由
ダイハツ トールの受注台数はルーミーやタンクの7分の1以下です。
これはどうしてなのでしょうか。
ダイハツがトヨタにOEM供給している車にはパッソがありますが、姉妹車であるダイハツ ブーンはパッソの5分の1、ひょっとしたら10分の1の売り上げしかありません。
これは、ダイハツとトヨタの販売力の差に加え客層(ダイハツが軽自動車、トヨタが普通車)の違いも大きいのかもしれませんね。
場合にっては、自社営業よりトヨタへのOEM供給を優先する場合も想定できるのではないでしょうか。
ダイハツ トールは好調ですが、トヨタのルーミー、タンクはそれ以上に好調なようですし、ダイハツ自体全体の売り上げを見ているでしょうから、トールの評価は、少なくともトヨタの姉妹車2つと総合的に見なければならないようですね。
もしトールの購入をお考えであれば、下記にも目を通してみて下さい。
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トールを最安購入するたった2つの秘策
ダイハツトールは現在CMがたくさん流れていますね。
トールはトヨタのタンク・ルーミーや、
スバルのジャスティにもOEMで供給されており、
一部のデザイン以外はほとんど同じです。
トールのカテゴリーはスズキソリオの独壇場だった
カテゴリーであるため、ライバルはいなかったのですが、
トヨタからタンクとルーミーが発売されたことで、
一気に人気カテゴリーになりました。
もともと軽自動車に近いカテゴリーということもあり、
値引きの方は正直厳しいですね。
値引き相場は10万円から12万円程度となっています。
でも諦める必要はありません。
もっと、安く購入する方法はあります。
たとえ人気車やモデルチェンジ直後の車でもです。
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