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ダイハツ トールはスモールサイズミニバンとして、発売以来姉妹車も含めて高い人気ですが、当然欠点もあります。

ここでは、そんなトールの欠点はどこなのか、姉妹車も同じなのか、そしてそんな欠点を補って余りあるメリットとは何かに迫ってみましょう。

トールの欠点



トールの欠点ですが5つご紹介します。

  1. エンジンのパワー不足
  2. 軽くて遊びの多いステアリング
  3. インテリアの質感不足
  4. 比較的高めの価格設定とオプションも含めた結構な支払総額
  5. 燃費が悪い



それぞれについて見てみましょう。

エンジンのパワー不足



ダイハツ トールのターボ車はいいのですが、ノンターボ車は1.1トン前後の車重を最高出力69ps(51kW)/6000rpm、最大トルク9.4kgm(92Nm)/4400rpmのエンジンで駆動しなければなりません。

軽自動車のトールワゴンよりはマシですが、同じダイハツのミラのノンターボにすら負けてしまいそうです。


軽くて遊びの多いステアリング



ダイハツ トールの口コミを見て、ネガティブな評価が多いのはステアリングのフィーリングです。

まずステアリングが軽すぎて、女性にとってはいいのですが、男性なら運転していて不安になるという意見もあるのです。

軽いからかもしれませんが、その分遊びも多く、かなり回さないとステアリングが効いてこないともいうのです。


インテリアの質感不足



ダイハツ トールのインテリアはシンプルで統一感があり、必ずしも悪いものではないのですが、ベースが普通車ローエンドのブーンということもあって、値段の割に安っぽいとか、軽自動車並みのインテリアとかいう評価もされているようです。

1リッターカーにしては結構なお値段なので、こんな不満も出てくるようです。


比較的高めの価格設定とオプションも含めた結構な支払総額



ダイハツ トールは最も安いグレードで150万円弱、最高級グレードの4WDになると200万円を超えてしまいます。

すべてオーディオレス車ですから、ナビかCDレシーバーを付けるのは必須ですし、乗り出し価格はすぐに200万円を超えてしまうのです。

このような価格設定もインテリアの質感不足の批判の原因かもしれません。


燃費が悪い



ダイハツ トールのカタログ燃費はノンターボ車がFFで24.6km/l、4WDで22.0km/l、ターボ車が21.8km/lです。

一昔前なら十分に良好な燃費ですが、同じリッターカーのブーンやヴィッツに比べると見劣りしてしまいますね。


トールの欠点は姉妹車も同じ?



ダイハツ トールの欠点は姉妹車も同じかって?

残念ながら同じです。

というのもダイハツのトール、トヨタのルーミー、タンク、それにスバルのジャスティは基本的には同じ車なのです。

グレードや価格攻勢もジャスティこそ少しだけ違いますが、残りの3車は同じなのです。


トール、ルーミー、タンクの欠点(デメリット)についてご紹介しましたが、もちろんメリットもあります。

次はトールのメリットを見てみましょう。


トールのメリットは?



ダイハツ トールにこれだけの欠点があっても売れているのは、欠点を補って余りあるメリットがあるからです。

何よりも高い支持を受けているのは『スモールサイズのトールワゴン』というコンセプトでしょう。

リッターカーの維持費でこのクラスとしては広大な室内空間を持つことができるのです。

ノンターボでも軽トールワゴンと比べればパワー面では大きなアドバンテージがありますし、ターボを選べば動力性能には不満は感じないはずです。

燃費もリッターカーとしてみれば不満は感じるかもしれませんが、ミニバンとして考えれば極めて優秀なのです。

内装に関しては、シンプルにというのがコンセプトですから、過度な豪華さは求める方が無理でしょう。

豪華さを求めるならトールは選択肢に入らないはずです。


まとめ



ダイハツ トールは確かに欠点はいくつかありますが、それ以上のメリットがあるから売れているのです。

もちろん欠点があるのは事実ですので、買うならそのあたりはしっかりとチェックして納得したうえで買うべきでしょう。


トールを最安購入するたった2つの秘策


ダイハツトールは現在CMがたくさん流れていますね。

トールはトヨタのタンク・ルーミーや、
スバルのジャスティにもOEMで供給されており、
一部のデザイン以外はほとんど同じです。

トールのカテゴリーはスズキソリオの独壇場だった
カテゴリーであるため、ライバルはいなかったのですが、
トヨタからタンクとルーミーが発売されたことで、
一気に人気カテゴリーになりました。

もともと軽自動車に近いカテゴリーということもあり、
値引きの方は正直厳しいですね。

値引き相場は10万円から12万円程度となっています。

でも諦める必要はありません。

もっと、安く購入する方法はあります。

たとえ人気車やモデルチェンジ直後の車でもです。
詳細は別記事で説明していますのでご覧になってみて下さい。

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