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トールもウェイクもダイハツのトールワゴンで、そのスペースユーティリティの高さから人気を集めていますが、普通車、軽自動車の違いはあるにせよ、選ぶとなると悩ましいところですね。

ここでは、そんなトール対ウェイクで良い部分・悪い部分をしっかりと確認しておきましょう。



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サイズ比較



車種全長×全幅×全高(mm)室内長×室内幅、室内高(mm)
トール 3,700×1,670×1,7352,180×1,480×1,355
トール カスタム3,725×1,670×1,735 2,180×1,480×1,355
ウェイク3,395×1,475×1,8352,215×1,345×1,455


ウェイクに限らず軽自動車は全長3.40m、全幅1.48mという上限サイズいっぱいで製造しています。

ただ、高さの上限は2.00mと余裕があるので、ウェイクは1.835mmというミニバン並みの非常に高い全高でスペースを確保しているのです。

一方、トールはこうした軽トールワゴンのノウハウを活用してこのクラスにしては高い1,735mmという全高で、スペース効率の高い車に仕上がっています。

しかし、室内長は軽のウェイクの方が長く、室内幅も135mmしか違わないなど、ウェイクの広さが際立っています。


動力性能比較



車種最高出力最大トルク 重量(kg)
トール69ps(51kW)/6000rpm9.4kgm(92Nm)/4400rpm1070~1130
トール ターボ98ps(72kW)/6000rpm14.3kgm(140Nm)/2400~4000rpm1100
ウェイク52ps(38kW)/6800rpm6.1kgm(60Nm)/5200rpm990~1040
ウェイク ターボ 64ps(47kW)/6400rpm9.4kgm(92Nm)/3200rpm1020~1060


トールは1リッター3気筒エンジンを搭載しています。
正直、普通車といっても1リッターなので非力です。

しかし、それでもウェイクと比べれば圧倒的な動力性能なのです。

ウェイクの場合、思いっきりトールボディに仕上げています。
更に、車重も1トン前後と重くなっています。

だから、お世辞にも軽快な動力性能とは言い難いのです。

ただ、ターボを搭載するとそれなりに快適なドライブが可能です。

ウエイクのターボ車は、トールのノーマルエンジンと同じ程度のトルクです。
だから、車重を考えればトールより軽快に走行できるのではないかと思われます。

トールのターボ車は十分な動力性能ですが、4WDには設定がないなど、搭載グレードが限られるのが残念なところです。



燃費比較



車種FF4WD
トール24.6km/l22.0km/l
トール ターボ21.8km/l-
ウェイク25.4km/l24.6km/l
ウェイク ターボ23.8km/l23.2km/l


ウェイクの燃費ですが、軽自動車の中では決して優れているわけではありません。
同じダイハツ車のムーヴのJC08モード燃費はリッター31キロです。

トールとウエイクでは重量差が150キロくらいあります。
だから、やむを得ないところはあります。

一方のトールも同じリッターカーのブーンと比較すると重量差は160キロ程度あります。

ブーンの燃費はリッター28キロですから、思いのほか燃費の悪化は無いようです。

結果として、トールとウェイクとの間には大きな燃費の違いはありません。

軽自動車は普通車と比べて実燃費が悪くなる傾向がありますから、実燃費の差はもっと小さいかもしれません。




トール対ウェイク良い部分・悪い部分



《広さ》

トールもウェイクもトールワゴンです。
だから、通常の車と比べると室内は広いのです。

しかし、トールはウェイクほど思い切って全高を確保していません(ブーンと比べて20センチ高いだけ)。
だから、、圧倒的に広いとまでは言えないのが残念なところです。

一方、ウェイクはトールと比べても遜色がないどころか、見方によってはトールを上回る広さを確保しています。

《動力性能》

ウェイクのノーマルエンジン車は普段の運転はともかく、高速道路や坂道では相当なストレスを感じるかもしれません。

さすがに軽自動車に1トン前後の車重はこたえるのです。

ただ、ちゃんとターボが用意されていますから、ターボを選べば大きなウィークポイントにはならないかもしれません。

トールについては普通車としては若干非力な部類に入るでしょう。

ターボモデルを選べば軽快なドライビングが楽しめるのですが、搭載グレードが限られているのが残念です。

《燃費》

ウェイクは広大な室内空間を手に入れた代償として燃費がいささか悪いのが残念なところです。

坂道などアクセルをベタ踏みするような使用シーンでは、ターボの方が燃費がいいという場合もあるかもしれません。

トールは1リッターのトールワゴンとして考えると燃費もまずまずと言えるでしょう。

《走行安定性》

ウエイクもトールも横風や路面の影響を受けやすいという特徴を持っています。

なぜなら、どちらもトールボディだからです。

トールの場合はウエイクほど全高は高くないものの、ホイールベースが短い(ブーンと同じ)ため、横風や路面の影響を受けやすく、決して走行安定性が高いとは言えないところには注意が必要です。

まとめ



トール、ウェイクはどちらもスペース効率は高いのですが、ウェイクは軽自動車とは思えない室内空間を確保した代償として、動力性能や燃費についてはお世辞にもいいとは言えない状況です。

ただ、運転席からの見切りがいいとか、背が高い荷物が積めるなどのメリットもありますから、車に何を求めるのかをしっかり考えて選択するといいでしょう。

トールを最安購入するたった2つの秘策


ダイハツトールは現在CMがたくさん流れていますね。

トールはトヨタのタンク・ルーミーや、
スバルのジャスティにもOEMで供給されており、
一部のデザイン以外はほとんど同じです。

トールのカテゴリーはスズキソリオの独壇場だった
カテゴリーであるため、ライバルはいなかったのですが、
トヨタからタンクとルーミーが発売されたことで、
一気に人気カテゴリーになりました。

もともと軽自動車に近いカテゴリーということもあり、
値引きの方は正直厳しいですね。

値引き相場は10万円から12万円程度となっています。

でも諦める必要はありません。

もっと、安く購入する方法はあります。

たとえ人気車やモデルチェンジ直後の車でもです。
詳細は別記事で説明していますのでご覧になってみて下さい。

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