ダイハツトールにはターボモデルとノンターボモデルがラインナップされています。
だからトールの購入を検討する時に一番悩むのはターボとノンターボどちらを選択するかかもしれません。
ターボ車はノンターボ車と比べてパワフルです。
一方のノンターボ車は信頼性が高く燃費も良いです。
ここでは、トールの購入に際してノンターボとターボどちらがベストセレクトかをチェックしておきましょう。
トールのパワーユニット
冒頭でお伝えした通り、ダイハツトールのパワーユニットはノンターボとターボの2種類です。
項目 | ノンターボ | ターボ |
---|---|---|
排気量 | 996cc | |
エンジン | 水冷直列3気筒12バルブDOHC | 水冷直列3気筒12バルブDOHCインタークーラーターボ横置 |
最高出力 | 51kw/6000rpm | 72kw/6000rpm |
最大トルク | 92N・m/4400rpm | 140N・m/2400~4000rpm |
ノンターボエンジンは水冷直列3気筒DOHC12バルブの1KR-FE型エンジンで、最高出力69ps(51kW)/6000rpm、最大トルク9.4kgm(92Nm)/4400rpmという1リッターエンジンとしては標準的なスペックです。
ターボはノンターボエンジンにインタークーラー付きのターボを載せたもので、最高出力98ps(72kW)/6000rpm、最大トルク14.3kgm(140Nm)/2400~4000rpmと、1.3リッターエンジンと1.5リッターエンジンの中間くらいのスペックを発揮します。
トールのノンターボエンジンのメリット・デメリット
《メリット》
ダイハツの1KR-FE型エンジンは実績のあるエンジンですから信頼性に問題はありません。
また、ターボエンジンを搭載した場合のような耐久性の不安もありません。
燃費もJC08モードで24.6km/lと、1.1トン前後の車重を考えれば良好といえます。
《デメリット》
トールのノンターボエンジンもメリットばかりではなくデメリットもあります。
デメリットはやはりパワーが無いということに尽きます。
トールの動力性能は軽自動車のようだと揶揄されますが、軽自動車でも同じダイハツのミラなんかだと軽く置いて行かれる動力性能です。
これは重量が大きく影響しています。
やはり1.1トンの車重に1リッターエンジンは厳しいものがあります。
ただ、通常に乗る分にはそれほどのパワー不足は感じないという声もあるのも確かです。
トールのターボエンジンのメリットデメリット
《メリット》
トールのターボエンジンのメリットは何といっても余裕のある動力性能です。
といっても1.5リッターカーと比べるとアンダーパワーは否めません。
ただ、普通自動車として普通に走れるというレベルではあります。
それでも坂道や高速道路でのパワーが必要な場面では安心感にもつながってきます。
《デメリット》
トールのターボエンジンのデメリットは、一つは「燃費の悪さ」です。
といってもJC08モードで21.8km/lですから、ノンターボの24.6km/lと比べて極端に悪いというわけではありません。
パワーを絞り出しているので仕方ないのです。
あとはノンターボ車と比べて価格が12万円程度高い部分が気になることでしょう。
しかし、価格差以上に気になるのは「ターボエンジンの耐久性」です。
トヨタにはほとんどターボエンジン車はありませんし、ターボエンジンは耐久性に若干難があると言われていますからね。
トールはノンターボとターボちらを選ぶ?
ダイハツトールをエコに乗るならノンターボでしょう。
理由を説明します。
ノンターボを選ぶ理由
ノンターボ車は非力とはいっても街乗りくらいならそんなに不満は感じません。
更に購入、メンテ、燃料費、どれをとってもノンターボの方が安いのです。
坂道を走るシチュエーションが多かったり、常に多くの人数が乗車することが多いならターボでしょうね。
ノンターボ車ではフラストレーションがたまるでしょうし、アクセルをベタ踏みするシチュエーションも増えるため実燃費だって悪化してしまいますからです。
まとめ
ダイハツトールのターボ車、ノンターボ車は一長一短でどちらが良いとは簡単に決められません。
ただ、後で付けたり外したりはできないので、購入時に使用するシチュエーションを良く考えて慎重に選択しましょうね。
トールを最安購入するたった2つの秘策
ダイハツトールは現在CMがたくさん流れていますね。
トールはトヨタのタンク・ルーミーや、
スバルのジャスティにもOEMで供給されており、
一部のデザイン以外はほとんど同じです。
トールのカテゴリーはスズキソリオの独壇場だった
カテゴリーであるため、ライバルはいなかったのですが、
トヨタからタンクとルーミーが発売されたことで、
一気に人気カテゴリーになりました。
もともと軽自動車に近いカテゴリーということもあり、
値引きの方は正直厳しいですね。
値引き相場は10万円から12万円程度となっています。
でも諦める必要はありません。
もっと、安く購入する方法はあります。
たとえ人気車やモデルチェンジ直後の車でもです。
詳細は別記事で説明していますのでご覧になってみて下さい。
>>> 詳細はこちらからご確認頂けます
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