ダイハツトールの購入を検討する時は、価格や値引きも重要ですが、気になるのは税金面での優遇措置です。
というのも、税金面の優遇措置の有無や優遇額で支払い金額が大きく変わるからです。
ここでは、そんなトール(ダイハツ)に税金面での優遇はあるのか、あれば具体的な内容はどうなのかをチェックしておきましょう。
タイトル
自動車を購入する場合の税金上の優遇措置《エコカー減税》
新車購入時の税金についてですが、自動車重量税、自動車取得税は平成27年度、平成32年度の燃費基準に対する達成率で税金上の優遇措置が変わってきます。
税金の優遇措置に関係する燃費基準は平成32年度は平成27年度に比べて15%くらい厳しくなってますから、妥当な設定と言えるでしょう。
平成17年排出ガス基準75%低減が条件ですが、普通は達成しています。
なお、平成32年度燃費基準+20%達成車は2回目車検(初回継続検査)についても免税が適用されることになりますから、手厚い優遇措置といえます。
燃費基準 | 平成27年度 | 平成32年度 |
---|---|---|
達成度 | +5% +10% | 達成 +10% +20% |
自動車取得税 | 20% 40% | 60% 80% 非課税 |
自動車重量税 | 25% | 50% 75% 免 税 |
《グリーン化税制》
自動車税については、平成17年排出ガス基準75%低減を達成した上で、平成32年度燃費基準10%向上達成車は75%、平成27年度燃費基準20%向上達成車は50%ほど税率を下げて課税されます。
ただし、適用は自動車を購入した翌年度の自動車税のみです。
だから、年度内のどの時期に購入しても優遇される金額は同じというわけです。
トール(ダイハツ) を購入する場合の税金上の優遇措置
ダイハツ トールの平成27年度燃費基準は車両重量1,081㎏未満(NA FF車)が20.5km(10%達成が22.6キロ、20%達成が24.6キロ)、車両重量1,081㎏以上(ターボ車、4WD車)が18,7km(10%達成が20.6キロ、20%達成が22.5キロ)です。
また、平成32年度燃費基準は車両重量1,081㎏未満(NA FF車)が23.4km/L(10%達成が25.8km/L、20%達成が28.1km/L)、車両重量1,081㎏以上(ターボ車、4WD車)が21.8km/L(10%達成が24.0キロ、20%達成が26.2キロ)です。
ということは、トールの燃費はNA FFで24.6km/L、ターボで21.8km/L、4WDで22.0km/Lですから、全グレードで自動車取得税が60%、自動車重量税が50%の軽減措置が適用されます。
ただ、自動車税はNA FFのみ50%の優遇措置が受けられることになりますす。
平成29年度税制改正のトール(ダイハツ) の税金上の優遇措置への影響
平成29年度税制改正で、エコカー減税は対象車種を絞り込む方向が決定されました。
この結果は以下のとおりですが、トールの場合、自動車取得税が25%、自動車重量税が20%の軽減と、優遇措置は大幅に縮小されます。
平成29年度
燃費基準 平成27年度 平成32年度
達成度 +5% +10% 達成 +10% +20% +30%
自動車取得税 - 25% 25% 50% 75% 非課税
自動車重量税 20% 20% 40% 60% 免 税
平成30年度
燃費基準 平成27年度 平成32年度
達成度 +5% +10% 達成 +10% +20% +30%
自動車取得税 - - 25% 50% 75% 非課税
自動車重量税 - 20% 40% 60% 免 税
ダイハツ トールは平成28年度に購入すればかなりの税金面での優遇措置が適用されますが、平成29年度以降は大幅に縮小されることになるようです。
発売されたばかりなので、値引きが拡大する時期を待つ手もありますが、トールに関しては今後も大きな値引きは期待できないので税金面を考えれば早く買ったほうがいいのかもしれません。
ただ、あくまで登録日が基準になりますので、お気をつけください。
もしトールの購入をお考えであれば、下記にも目を通してみて下さい。
↓↓
トールを最安購入するたった2つの秘策
ダイハツトールは現在CMがたくさん流れていますね。
トールはトヨタのタンク・ルーミーや、
スバルのジャスティにもOEMで供給されており、
一部のデザイン以外はほとんど同じです。
トールのカテゴリーはスズキソリオの独壇場だった
カテゴリーであるため、ライバルはいなかったのですが、
トヨタからタンクとルーミーが発売されたことで、
一気に人気カテゴリーになりました。
もともと軽自動車に近いカテゴリーということもあり、
値引きの方は正直厳しいですね。
値引き相場は10万円から12万円程度となっています。
でも諦める必要はありません。
もっと、安く購入する方法はあります。
たとえ人気車やモデルチェンジ直後の車でもです。
詳細は別記事で説明していますのでご覧になってみて下さい。
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