ダイハツトールにも最新技術が投入されていますが、この記事では、燃費向上技術の1つであるアイドリングストップ術についてご紹介します。
アイドリングストップ技術が一般的になったのは、マツダ車に搭載されたことがきっかけだったと記憶しています。
マツダ車の動向に触発されたのか、現在ではマツダ車に限らず様々なメーカーでアイドリングストップ技術が使われています。
それほど人気向上には不可欠な技術ということでしょう。
ダイハツトールも例外ではなくアイドリングストップ技術が搭載されており「eco IDLE」という機能が該当します。
ここからはトールに搭載されているアイドリングストップ技術である「eco IDLE」の詳細を見てみることにしましょう。
eco IDLE
アイドリングストップ技術である「eco IDLE」は車が止まる少し前からエンジンを自動でストップする機能です。
「eco IDLE」がどのように作動するかですが、大きく4つの段階に分かれていますので 1つずつ見ていきましょう。
(1)走行中
トール走行中、いつでも「eco IDLE」が作動するわけではありません。
「eco IDLE」の作動は「エコアイドルインジケーター」の状況によって変わってきます。
具体的には、トールを走行中、エコアイドルインジケーターが点灯するとアイドリングストップを作動させることができます。
反対にエコアイドルインジケーターが点灯していない場合には使えないということです。
(2)減速時
トールを走行中速度が約7km/hになるとエンジンが自動停止します。
車が止まることを予測してエンジンを切るということですね。
(3)停車
トールを停車中、ブレーキペダルを踏んでいる間はアイドリングストップ機能が作動していますので、エンジンは止まったままです。
また、アイドリングストップ機能が作動しエンジンは止まっている間もオーディオやナビなどは使用可能となっていますが、エアコンについては冷房から自動的に送風に切り替わるように設定がされています。
これはエンジンが止まった状態では冷房を作動させるパワーが得られないからだと考えられます。
ただ、真夏の外気温が35度を超えるようなときにエンジンが切れてエアコンが効かないのはちょっと考えものですね。室内の気温が一気に上昇しそうです。
(4)再スタート
トールを停止している状態から再度エンジンスタートする場合、ブレーキペダルから足を離す、またはステアリングを左右どちらかにきるとその瞬間からエンジンが再始動します。
また、停車中にブレーキを踏んでいるときに、その状態から強くブレーキペダルを踏み込む場合もエンジンを再始動します。
特記事項
特記事項として、次の3つの時にはアイドリングストップ機能は作動しませんのでご注意ください。
(1)渋滞時
渋滞時は、低速で動いたり止まったりが頻繁に行われますが、時速が約10km/h以下で動いている間はアイドリングストップ機能は作動しません。
(2)駐車時
車を停車する時も約10km/h以下の低速で車を動かしますので、その度にエンジンが止まるようだと不快になりますので、この場合も、アイドリングストップ機能は作動しません。
(3)坂道走行
坂道走行に関しては、坂の勾配が10%未満である場合は、アイドリングストップ機能が作動しますが、それ以上に勾配がきつくなった場合には、アイドリングストップ機能は作動しません。
アイドリングストップ機能を止めたい場合
燃費向上には欠かせないアイドリングストップ機能ですが、全ての時にアイドリングストップ機能が作動すると有難迷惑になることもあります。アイドリングストップ機能が注目された初期の時代は標準でアイドリングストップ機能を停止する機能は用意されていませんでした。
しかし、現在では多くのアイドリングストップ機能搭載車にアイドリングストップ機能を停止する機能が用意されています。
トールも同様で「エコアイドルオフスイッチ」というスイッチが用意されており、このスイッチを押すことでアイドリングストップ機能を停止することが可能です。
まとめ
トールにはアイドリングストップ機能が搭載されており、人気向上に役立つものと考えられていますが良いことばかりではありません。
エンジンを動かしたり止めたりいうことを頻繁に繰り返す運転をする場合には燃費を悪くするということにもなりかねないからです。
エコアイドルオフスイッチをうまく活用し、燃費向上につなげていただければと思います。
トールを最安購入するたった2つの秘策
ダイハツトールは現在CMがたくさん流れていますね。
トールはトヨタのタンク・ルーミーや、
スバルのジャスティにもOEMで供給されており、
一部のデザイン以外はほとんど同じです。
トールのカテゴリーはスズキソリオの独壇場だった
カテゴリーであるため、ライバルはいなかったのですが、
トヨタからタンクとルーミーが発売されたことで、
一気に人気カテゴリーになりました。
もともと軽自動車に近いカテゴリーということもあり、
値引きの方は正直厳しいですね。
値引き相場は10万円から12万円程度となっています。
でも諦める必要はありません。
もっと、安く購入する方法はあります。
たとえ人気車やモデルチェンジ直後の車でもです。
詳細は別記事で説明していますのでご覧になってみて下さい。
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