トールのターゲット層はファミリーユースが主体だと思われますが、1リッターのトールワゴンだけに多少無理があり、乗り心地も気になるところです。
ここでは、そんなトールの乗り心地の評判はどうなっているかをチェックしておきましょう。
トールの足回り
トールの足回りは基本的には同じダイハツブーンと全く同じです。
サスペンションは前輪がマクファーソンストラット式、後輪がトーションビーム式です。
トヨタでいえばアリオンあたりまで同じ足回りですから、小型自動車としては標準的な組み合わせだといって良いでしょう。
少し気になるのがホイールベースです。
トールのホイールベースはブーンと同じ2490mmなのです。
しかし、トールはブーンと比べて全高が1735mmと高いトールボディなので安定感という部分では気になるところですね。
トールの乗り心地の評判
トールの乗り心地についての評判ををドライバーの立場と家族の立場からチェックしていきます。
サンプル数が少ないのでルーミーなど姉妹車の情報も勘案していることをお断りしておきます(外観以外は同じ車ですからね)。
《運転席に座ったら》
実際に乗る前は柔らかい乗り心地を考えていました。
しかし、実際に乗ると正反対で、かなり堅めの足回りというのが多くの方の評判です。
路面を掴んで走っているのがハンドルを通じて伝わってくるという肯定的な声が聞こえます。
しかし、反対に跳ねるような走りになるという評判も少なくありませんでした。
このあたりはホイールベースの短さが災いしているのかもしれません。
ロールに関しては普通の車に比べれば大きいのはやむを得ません。
リアにスタビライザーが入っていることもあって、思いのほか小さいという評判もありましたが、気になる方の方が多いようですね。
《後部座席に乗ったら》
これもホイールベースの短さの影響だと思いますが、小刻みな振動感じるようです。
ゴツゴツ感も含めて、特に後部座席の乗り心地に関する評判はもう一つといったところでしょうか。
また、乗り心地の評判がもう少しだというのは、後部座席のシートが固めなことが影響しているかもしれません。
長距離ドライブはちょっと辛いという厳しめの評判もありましたが、大多数の意見はこのクラスのトールワゴンならこんなものだろうといったところでした。
室内は会話ができないほどではありませんが、ロードノイズ、風切り音などは比較的高いという評判です。
この価格なので吸音材等をふんだんに使うことができないのでやむを得ないところはあるかもしれませんね。
このあたりはDIYでかなり改善するはずですよ。
まとめ
トールの乗り心地については、高級なミニバンや普通のリッターカーに比べれば落ちるのはやむを得ないところですが、評判をみてもこのサイズでこのトールワゴンというコンセプトを考えればまずまずのレベルといっていいでしょう。
ただ、これだけは試乗でしっかりと確認しておきましょうね。
トールを最安購入するたった2つの秘策
ダイハツトールは現在CMがたくさん流れていますね。
トールはトヨタのタンク・ルーミーや、
スバルのジャスティにもOEMで供給されており、
一部のデザイン以外はほとんど同じです。
トールのカテゴリーはスズキソリオの独壇場だった
カテゴリーであるため、ライバルはいなかったのですが、
トヨタからタンクとルーミーが発売されたことで、
一気に人気カテゴリーになりました。
もともと軽自動車に近いカテゴリーということもあり、
値引きの方は正直厳しいですね。
値引き相場は10万円から12万円程度となっています。
でも諦める必要はありません。
もっと、安く購入する方法はあります。
たとえ人気車やモデルチェンジ直後の車でもです。
詳細は別記事で説明していますのでご覧になってみて下さい。
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