ダイハツ トールは姉妹車とともに好調な売れ行きを示していますが、嬉しいことに中級グレードのG以上にはすべてクルーズコントロールが装備されています。
そこで気になるのがその性能。
ここでは、そんなトールのクルーズコントロールの出来はどの程度なのかをチェックしておきましょう。
クルーズコントロール
クルーズコントロールというのは、アクセルを踏まなくても車を一定速度で走行させることができる技術です。
国産車では高級車や高級車でなくても上級グレードの車には装備されています。
クルーズコントロールのメリットとしては大きく次の2つが言われています。
- 運転中にアクセルを制御しなくてすむことから運転手の負荷を軽減できる
- 一定速度で走行するため、燃費改善効果も期待できる
最近ではクルーズコントロールも進化して、アダプティブクルーズコントロールとうブレーキ制御も行って車間制御機能を有するものも出てきています。
こうなると安全面でも大きな効果が期待できます。
トールのクルーズコントロール
トールのクルーズコントロールについて詳細説明を行う前に、これから詳細説明する内容を撮影した動画を御覧ください。この動画はトヨタのタンクのクルーズコントロールの設定等を映したものですが、タンクとトールは姉妹車なので同じものです。
動画でイメージが出来たと思いますので詳細に説明していきます。
まず、ダイハツ トールのクルーズコントロールは極めてシンプルなものなので車間制御機能は有していません。
もちろんこれはこのクラスとしては標準的なものと言っていいでしょう。
使用方法はシステムをONにして設定したい速度まで加速してセットし、あとはレバーの上下で加減速するというシンプルなものです。
具体的には、トールのクルーズコントロールは、下記画像の②のクルーズコントロールスイッチを使います。
では、次からは実際にクルーズコントロールの操作方法として次の3つについて見ていきます。
- 速度設定
- 設定速度変更
- 定速走行を解除・復帰
1.速度設定
速度設定はクルーズコントロールスイッチのON-OFFスイッチで行います。
希望の速度を設定するには、ON-OFFスイッチをオンに(押す)すると、クルーズコントロール表示灯が点灯します。
クルーズコントロール表示灯が点灯した状態で、アクセル操作により速度が約40~100km/Hの間の希望速度になった時点でクルーズコントロールスイッチを下げます。
すると、③に設定速度が表示されます。
2.設定速度変更
設定速度を上げるにはクルーズコントロールスイッチを上げ、設定速度を下げるにはクルーズコントロールスイッチを下げます。
3.定速走行を解除・復帰
クルーズコントロールによる定速走行を解除するには、クルーズコントロールスイッチを手前に引き、解除した定速走行を再度復帰するには、クルーズコントロールスイッチを上にあげれば出来ます。
ただ、クルーズコントロールが作動するには条件がありますので簡単にご紹介します。
見出し | 条件 |
---|---|
作動条件 |
|
クルーズコントロール自動解除条件 |
|
上記に合致する場合はクルーズコントロールを作動させることは出来ません。
口コミ等を見るとクルーズコントロールのレバーに多少癖があって、使い始めは思うように反応しない場合もあるようですが、慣れてくれば1回引き上げれば1キロ、2回引き上げれば2キロと的確に操作できるようになるようです。
トールのクルーズコントロールの出来
口コミ等を見るとクルーズコントロールのレバーに多少癖があって、使い始めは思うように反応しない場合もあるようですが、慣れてくれば1回引き上げれば1キロ、2回引き上げれば2キロと的確に操作できるようになるようです。
トールのクルーズコントロールは標準的かつシンプルですから、誰でも簡単に操作することができます。
慣れが必要な人もいるようですが大きな問題ではないでしょう。
トールが嬉しいのはスマートアシスト2を搭載していることです。
スマートアシストというのは基本的には衝突被害軽減ブレーキを軸とした安全システムですが、時速100キロまでは衝突警報機能が働き、前方80メートル以内に車があれば警報してくれます。
また、車線逸脱警報機能で車線からのはみだしも警報してくれるので、クルーズコントロール運転時の安全性を向上させてくれるのです。
まとめ
トールのクルーズコントロールは基本的な機能を抑えていますから、特別高性能ではないにしても使いやすいシステムといっていいでしょう。
できれば、安全性をさらに確保するためにも、スマートアシスト2を装備したSA2系を選んだ方がいいかもしれませんね。
トールを最安購入するたった2つの秘策
ダイハツトールは現在CMがたくさん流れていますね。
トールはトヨタのタンク・ルーミーや、
スバルのジャスティにもOEMで供給されており、
一部のデザイン以外はほとんど同じです。
トールのカテゴリーはスズキソリオの独壇場だった
カテゴリーであるため、ライバルはいなかったのですが、
トヨタからタンクとルーミーが発売されたことで、
一気に人気カテゴリーになりました。
もともと軽自動車に近いカテゴリーということもあり、
値引きの方は正直厳しいですね。
値引き相場は10万円から12万円程度となっています。
でも諦める必要はありません。
もっと、安く購入する方法はあります。
たとえ人気車やモデルチェンジ直後の車でもです。
詳細は別記事で説明していますのでご覧になってみて下さい。
>>> 詳細はこちらからご確認頂けます
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